先輩の声 2009年度新卒入社 管理者 児童発達支援管理責任者 若狭 真紀さん

若狭 真紀(2009年入社)

龍谷大学 社会学部 地域福祉学科
障害児通所支援事業 きぼうっこ逆瀬川 管理者 児童発達支援管理責任者

スキルアップが目指せる職場

入社して「グリーンホーム」で2年間生活支援を、「ワークセンター」で自立支援を1年間勤めた後、平成24年度から現在の職場で相談員兼生活支援員をしています。障害に応じた支援施設など幅広く事業を展開している希望の家では、キャリアアップの一環として事業所間の人事異動があります。入社したばかりの頃は、利用者さんを介護するという目の前の業務に必死で、周りを見る余裕はありませんでした。しかし「ワークセンター」で就労支援のほか、さまざまな経験をさせてもらったことで、福祉の仕事は介護だけではないと実感しました。身体介護はもちろん、利用者さんや、ご家族の相談支援や補装具(車いす)の申請、ボランティア対応などの業務を担当し、広い視野を持って仕事をしていた経験を活かし現在は障害児通所支援事業所の所長として新たな分野に挑戦しています。

仕事のやりがいを感じた時

希望の家の特色として、利用者さん一人ひとりに対して担当職員がつくという「セル相談支援方式」があります。

なかでも2年目の頃に担当した利用者さんが電動の車いすを新調した時のことは、とても印象に残っています。ある日、利用者さんからオーダーメイドの車いすから、簡易型の電動車いすに乗り替えたいと相談を受けたのですが、車いすの形状がまったく異なるため、乗り方などまた一から学ばなければなりませんでした。それからつきっきりで利用者さんの練習をサポート。結局、新しい車いすの購入に半年以上も要してしまいましたが、利用者さんだけでなくご家族の方からも感謝の言葉をいただけた時は胸がいっぱいになり、仕事のやりがいを感じました。これからは子どもたちとの関わりを通じて、私自身もさらに成長していきたいと思っています。

利用者さんの立場に立つ

仕事を始めて8年目になりますが、利用者さんとの関わり方に「これでいい」という正解はないのだと、今もコミュニケーションの難しさを感じています。自分は良かれと思った行動でも、利用者さんにとっては適さないものであったり、ささいな言葉に落ち込んでしまうこともあるのです。大切なのは「自分がどう感じたか」ではなく「利用者さんの気持ちはどうか」ということだと思います。利用者さんの立場に立って物事を考え、利用者さんにとってより良い支援は何かをこれからも考えていきたいと思います。

資格の取得について

社会福祉士の資格は、大学在学中に取得しました。私の母がヘルパーをしていたことから、福祉の仕事に興味を持ち、社会福祉士が福祉の専門知識や技術を持って相談や支援を行う国家資格であることを知ったのです。将来、福祉の仕事に携わるならぜひ取っておきたいと取得を目指して進学。大学では地域福祉を学び、卒業研究で知的障害児をテーマに選んだことから、障害者に関わる仕事がしたいと道を定めました。

社会福祉士の資格は、現在携わっている相談員の業務にもさまざまな形で活かされています。さらに利用者さんにとって、ワンランク上の支援を提供していきたいと介護福祉士の資格も取得しました。勉強と仕事の両立は大変でしたが、一致団結して利用者さんを支える職員の一人として、少しでも貢献したいという一心でしたね。福祉を目指す方には、ぜひ資格取得も視野に入れて欲しいと思います。

今後、希望の家で目指すもの

入社後、施設長から「笑顔が素晴らしく、ここで働いてくれたら施設がもっと明るくなる」と私の採用理由を聞く機会がありました。就職活動で実際に希望の家を見学して印象的だったのは、職員の方から利用者の皆さんまで、とにかく全員がイキイキ明るく、笑顔だったこと。ここなら自分も楽しく働けるのではないかと感じ、入社を決めました。

私たち支援員は一人ひとりに目が行き届いた細やかなサービスを提供しながら、より良い施設づくりを目指しています。これからの目標は、利用者さんやご家族、ボランティアの皆さん、職員の方、施設に関わるすべての人から信頼される存在になり、もっとたくさんの笑顔を作ることができるよう、頑張っていきたいと思います。